左・ゆげ/右・山西。
池袋の本屋で、世界史の参考書を探していた山西と初対面ながら話をし、そのまま入塾した。あまりにも劇的な出会いであった。
☆高校名
本郷高校(特進)
☆合格校
慶應義塾大学経済学部(数学利用)
同商学部(英数世)
早稲田大学商学部
同社会科学部社会科学学科
立教大学経済学部
同経営学部
明治大学政治経済学部経済学科(センター)
同(一般)
横浜国立大学経済学部国際経済学科後期日程
☆不合格校
東京大学文科二類(あと12点…)
早稲田大学政治経済学部経済学科
防衛大学校人文学部(2次)
左・山西/右・月尾 月尾は山西の紹介で、ゆげ塾 1 期生に。同じ、本郷高校特進。
☆センターの点数(浪人時)
英語(筆記):192 英語(リス):44 国語:149 世界史 91 倫理:86
数ⅠA:85 数ⅡB:90 生物;86
☆高校での成績
評定平均;4.2
特進クラスということで普通クラスよりも定期考査が断然難しく、またそもそも四大を目指すために設立されたクラスであるので推薦の枠は与えられていませんでした。
それを理由に定期考査を頑張らない人もいたとか…(おれとか)
左・山西/右・月尾 山西の盟友、月尾は現役で慶應経済へ。同級生から先輩・後輩に。
☆模試の成績(浪人時)
浪人時代は予備校(駿台)以外の模試は受けませんでした。
また既に紛失した模試もあるので残っているものだけですが。
[駿台全国記述模試]
第1回 英語67.2 数学71.0 国語 54.5 世界史64.2 地理41.6(笑)
東大文二 C 早慶関連は すべてAでした
第2回 英語68.2 数学69.8 国語 65.2 世界史70.6 地理56.4
東大文二 A 早慶もA
[東大実践模試]
第1回 英語 64.2 数学 67.8 国語55.2 世界史61.5 地理55.1
東大文二 B
第2回 英語 67.6 数学 63.2 国語60.4 世界史59.8 地理60.4
東大文二 B
ピザの配達っぽい山西。1 期で同期であった亀井の合格祝いのケーキ。
☆合格までの戦略
[現役]
現役時代は失敗したわけですから不合格戦略ですかね(笑)
“好きな科目を好きな時間だけやる” ←これに尽きます(笑)
私の場合、世界史と数学という性格の両極端な科目を重点的に勉強していたため、最重要科目であるところの英語や苦手科目の国語は伸び悩んでいました。
またゆげ塾の利用方法もあまり得策ではなかったと思います。
高校の通史の進度が遅かったからか、ひょんなことから先生の魔の手につかまり、10月ごろまで世界史の魅力に取り付かれていました(笑)
あの時期に英語や国語を伸ばしておけば…と今では反省しています。
11月以降は逆に英語や国語ばかり勉強しましたが結局間に合わず、世界史の成績も勉強時間に比例して落ちていきました。
入試直前期には「早慶程度なら余裕だろ」といった過剰な自信にも関わらず撃沈。
“たとえ実力があっても本番で全ては出し切れない。せいぜい8割が限界だ”これが現役時代に学んだ教訓のひとつです。
[浪人]
正直第1志望に受かってない時点で不合格戦略だとは思いますが、これから浪人する方への反面教師として私の浪人時代を紹介します。
まず駿台予備校にはよほどの自律心がない限り入学はおすすめできません。
そもそも浪人している時点でほとんどの方には当てはまらないと思いますが(笑)、悪友作りに適した環境、意外と質の低い授業、行き届かない講師の愛などなど欠点が多い予備校です。
私なら少人数制の予備校もしくは宅浪をおすすめします。
さて実際の受験生活についてです。
前期:現役時に伸び悩んだ理由として基礎の確立が不十分であった事が挙げられたので、夏までは授業の予復習を中心に置きつつ苦手分野の徹底排除も行いました。
夏期講習:ここからが転落の始まり。
講習は前期の復習が疎かにならない程度にとり、夏休みの初めに壮大な計画を立てました。が、7割以上が企画倒れ、駿台の悪友とともに怠惰な生活を送っていたなと今さらながら思います。
後期:周りが自習室に籠もって出てこなくなると、若干の焦りが…しかしここでは改心せず依然としてマイペースだった。
この時期は“ラスト3ヶ月頑張れば間に合う”が口癖になっていた。
勉強は東大の赤本、青本を手当たり次第漁っていた。
冬期講習~直前:定期が切れた事もあり自宅に籠もって、本気で勉強した。
たまに駿台に顔を出すと、休憩室にいつもいる友達と団欒し元気を取り戻していた気がする。リフレッシュ的存在なら友達は必要かも。
勉強は過去問と、暗記事項(英単、英熟など)の確認。
☆ゆげ塾の活用法(現役のみ)
6月頃から週2で通い、高校で未修の範囲だけ受講した。
夏休み中には通史が終わり、演習と、論述(ほとんど行ってないが)に参加。
しかし秋の終わり頃から飽き始め、気が向いたら自分で演習する程度に。
世界史は直前に詰め込むのがベターだと思います。
☆総括
四大志望(※)で私大専願よりもはるかに多い勉強量をこなしながら、1浪&早慶止まりというなんとも情けない結果に終わってしまいました。
志ばかり高く、それに見合う努力が足りていなかった私ですが、受験を通して学んだ教訓は、“頭の悪い奴こそ努力しろ!”です。
世の中には天才がいます。
凡人にはひっくり返っても敵いません。
しかしそれでも食らいつけば渡り合えるのではないか。
私が口にしても全く説得力がありませんが、そう実感した1年でした。
※本郷の特進では、東大、一橋、京大、東工大を四大と呼んでいました
☆大学生活について
経済的に負担をかけすぎてしまった両親に恥じないような大学生活を送りたいと思います。
よく遊び、よく学び、よく寝る…そんな生活にしたいです(笑)
2010年3月25日時点での記録です。
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