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合格体験記

慶應義塾大学 総合政策学部 まるせいゆ(仮名)

勉強法は人それぞれです。自分に合う勉強法を見つけ、それを信じて継続することが、きっと自信につながります。






〇はじめに


この体験記、とても長いです。精神論も多いです。

最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。




〇氏名 

まるせいゆ(仮名)


〇高校名 

千鳥ヶ淵高校


〇現役




〇共通テスト

英語 R85 L91

国語 142 (評論31 小説19 実用16 古文40 漢文36)

世界史 93



〇合格校

慶応義塾大学総合政策学部

立教大学法学部政治学科(一般)


〇不合格校

慶応義塾大学法学部政治学科

慶応義塾大学文学部

早稲田大学社会科学部(総合問題型)

上智大学文学部哲学科(TEAP利用型)


〇補欠校

上智大学総合グローバル学部(共テ併用)

上智大学法学部国際関係法学科(共テ併用)


〇受験校に関して

早慶に落ちたら浪人すると決め、また、自分の学びたい学問が学べる学部学科のみを受験したため、他の受験生より受験した数が少ないです。私はこの受験形式が自分に合っていたと思います。




〇資格

英検準一級 2371

TEAP 335 (R87 L74 W79 S95)



〇高校での成績

評定 4.0


中学から勉強はコツコツしていました。当時はたくさん遊んでいましたが、定期テスト2,3週間前になると勉強にシフトしていました。上位20%には常にいました。しかし、高2くらいから学校の成績は下がりました。これは単純に塾の勉強ばかりしていたからです。

私は、学校の勉強内容が受験に直結するとは全く思っていませんが、地道に勉強する習慣がついたことで、高3になってから焦って勉強するということがなかったため、中学から勉強を頑張って良かったと思います。



〇模試の成績 (英-国-世)


[河合共通テスト模試]

第1回 66.6-46.9-67.9

第2回 67.4-54.0-70.8

第3回 66.1-56.3-67.7


[河合全統記述模試]

第1回 62.7-62.4-70.5

第2回 60.0-55.3-71.6

第3回 65.2-57.9-68.9


判定は、基本的に慶應法D、慶應文C、慶應総合政策Eでした。

上智はA~D、立教はA~C、といった感じで、国語の出来によって変わってきました。


ゆげ塾の先輩方が体験記に書かれているように、模試の結果は本当に気にしなくていいと思います。私は、模試を入試までのマイルストーンとして活用していました。




〇勝因

自分が頼れると思えた先生方に出会えたことです。そして、その先生方を信じて、勉強しつづけてきたことです。本当にこれに尽きます。こんなに素晴らしい先生方に出会えて勉強しつづけてきたのだから絶対合格できると思い、勉強面での不安を感じることなく、受験に挑めました。

また、私が通っていたゆげ塾と鶏鳴学園はいい意味で飾り気がなく、商売感がなくて良いと思いました。塾なんて所詮商売なんだなといろいろな塾に入って思ったのですが、ゆげ塾と鶏鳴ほど生徒思いで、生徒一人一人を見て下さる塾は見たことないです。



〇敗因


・現代文が苦手

私が受けた早慶の学部では現代文が必要なところがないという理由で、苦手なのにも関わらず、あまり力を入れていませんでした。立教には受かりましたが、上智のTEAP国語はダメでした。



・すぐに切り替えられず

本番の慶法英語で、最初に解いた大問で10分考えても1問も分からないという事態に陥り、試験中はなんとか切り替えて他の大問を解くことができたのですが、その分からなかった大問の配点が比較的高かったことや、過去問演習でその大問を一番対策したのにも関わらず、恐らく全敗だったことにより、世界史までの休み時間に、あと何点取れば挽回できるかをずっと計算してました。世界史の試験以降は英語の失敗を忘れられて、試験に集中できましたが、やはり休み時間にいろいろ考えて、焦ってしまったのは本当に良くなかったです。本番に不測の事態が起こっても、切り替えてやるべきことに集中しましょう。というか、想定外のことなど起こりまくるので、そんなことがあっても自分は気にしない、とクールにいくべきです。



・世界史に取り組みすぎた

直前期は慶法しか頭にありませんでした。慶法の世界史の過去問を解き、用語集の黒字やその説明文中にある聞いたことのない、慶法が出しそうな用語を覚え、論述対策に東大や早稲法の問題を解く、ということばかりをしていました。私が受けた早慶の学部で、世界史が試験科目にあるのが、慶法と慶文のみだったことや、慶文世界史で出題される難易度が高い用語が慶法で結構出題されることから、慶法の世界史を制すれば受験を制すと思い、直前期の勉強時間の比率が、英:国:世=3:2:5になっていました。今考えると、5:2:3にすればよかったです。

結局、今年の慶法世界史は易化し、世界史で点差をつけられず、英語で失敗したので不合格でした。英語の得点率が安定していない人は、黙って英語頑張りましょう。笑




〇ゆげ塾の活用法

もともとゆげ塾のYoutubeを高2の4月から視聴しており、その後、高2の9月に入塾しました。ですが、9月から入塾して、池袋に通ったのは3月までの半年ほどです。理由としては、Youtubeの方が自分に合っていたからです。

確かに、池袋の授業の方が鍛錬や外歩きなどもあり、楽しく勉強でき、より学習内容が定着しそうですが、約4時間塾にいて、しかもおおよそ授業時間は2時間ほどで、その授業はYouTubeで観たら1時間以内で済むということを考えると、私は動画を何度も観て脳に刷り込んでいく方が効率がいいと思いました。結果的に、時間だけでなくお金の面でも効率が良かったです。


〈メンバーシップ〉

高2春は学校で習った範囲を復習する形で観ていましたが、高2秋以降からは、通史をどんどん進める形で観ていました。朝起きてから学校までの準備時間、登下校時、散歩している時、ドライヤーしている時…などなど、スキマ時間があればずっと聴いていました。初見の範囲は、ながら聞き→机に向かって視聴してテキストに先生の言ったことを一言一句逃さず書く→テキストの問題解く、という流れで勉強していました。1つの動画を5回以上は聴いていました。耳学最強です。直前期は2倍速で聴いて、先生の話している内容をスラスラと理解できるようにしていました。

演習授業動画や解答速報動画については、早慶のものは全て視聴しました。あらかじめ問題を解いてから解説を聴きました。


〈演習授業〉

体験記の中で先輩方が皆、口を揃えて演習授業を勧めていたため、参加するようにしていました。参加できなかったのは2回ほどです。必要最低限の年号暗記と事柄の因果関係で年号並び替えをするため、より史実を理解できました。ゆげ先生やゆげ塾生の解き方を聞くことで、新たな発見が得られました。また、自分がどのように解いたかを説明していて詰まったとき、自分の間違えやすい箇所を見つけることができたのでとてもよかったです。

私は慶應経済や早稲法を受験しませんでしたが、慶法の論述対策としてその論述授業を受講していました。他人に添削されることで自分のミスの傾向などが分かり、次に書くときに活かすことができます。論述では単に知識があっても、それらの因果関係を正しくつなげられないと意味がないです。論述は練習あるのみです。ぜひ演習授業に参加してください。


〈体験記〉

ゆげ塾の先輩方の体験記ほど受験情報でためになったものはありません。有料級のものがたくさんあります。過去問対策についてなどは、ゆげ塾の体験記を参考にしていました。




〇他塾の活用法



[英語]


・スタディサプリ

中2から高1の3年間はSEGに通っていましたが、高2になる前に辞めました。その後はいろいろと他の塾を試してみたものの、結局、英語に関しては塾に入りませんでした。

そして、私の英語人生は、スタサプで関先生に出会ってから再スタートしました。正直、最初はスタサプなんてと思っていましたが、いい意味で裏切られました。関先生はすごいです。文法が苦手じゃなくても、受ける価値があります。ぜひ受講してもらいたいです。



[国語]


・鶏鳴学園

高1から高3の3年間通っていました。人生で1番大きな出会いだと思っています。中井先生と松永先生は聖人です。今は鶏鳴のことが大好きですが、入塾してから1年くらいはずっと不信に思っていました。国語の成績を伸ばしたいがために入塾したのに、なんで作文の授業がこんなにあるんだ?と疑問に感じ、何度か退塾しようとしたのですが、なぜかここをやめたら負けた気がすると思い、通い続けました。やめなかった自分に感謝です。

国語以上に大切なことをここで学ぶことができました。生き方についてです。今年のSFCの小論は、従来のように社会問題についてきくのではなく、人間についてをきいてきました。また、出された資料を論理づけて説明するというより、受験生の意見をきいているように思えました。私は問題を解いていて、入学試験というより、鶏鳴の卒塾試験みたいだなと感じていました。鶏鳴に通っていなかったら、SFCには合格できていなかったです。



〈現国〉

「対、言い換え、媒介」の3つの論理を使って問題を解きます。非常にシンプルです。小論や英語長文に取り組む時にこの方法が役に立ちました。


〈古典〉

「直訳、直前直後、テーマ」の3つの手順で問題を解きます。これもまたシンプルです。鶏鳴の古文漢文で覚える文法事項は非常に限られており、その説明も丁寧にしてくださるので、すぐに覚えられました。復習は1つのテキストにつき5回しました。私は古典が必要な大学学部をあまり受けませんでしたが、古典が大好きで、得意でした。


〈慶法、文の小論文〉

書き方の指導もためになりましたが、一番ためになったのは、経験部分の内容指導です。人間関係について考え、自分を見つめ直すことができました。中井先生のおかげで新たな出会いを見つけることもでき、自分の成長に大きくつながる指導だったと思います。


〈SFCの小論〉

松永先生のレジュメを見る度に、論理の大切さを痛感していました。SFCに受かりたいから受講していましたが、それだけでなく、松永先生の社会問題に関する話が面白くて、いつも楽しみにしていました。受験だけでなく、これからの大学生活でも役に立つものばかりで、とても興味深かったです。社会問題の話で得た知識を入試本番では最大限に使うことができました。

 



〇学校の活用

学校に行くことのメリットは、生活リズムの安定と友達と話して気晴らしできることだと思います。冬休み以降、誰とも会わずに勉強する時間がほとんどだったので、家族以外の誰かと話せる喜びをつくづく感じました。笑

ですが、私は適度に学校を休んでいました。推薦を受けることを全く考えていなかったこともありますが、何よりも、個人的に学校に行くことのデメリットを感じることが多かったからです。

実際、私は休んだからといってその日の勉強量が減ることはありませんでした。学校に行くことがストレスで、苦しくなるくらいだったら、自分のペースに合わせるべきです。学校に限らず、精神的にきついなと感じたら、少し立ち止まって休みましょう。受験には学力も大事ですが、精神的健康が1番大事です。


高3以降の定期テストでは、世界史だけ頑張っていました。定期テストが最後の確認だと思って、ゆげ塾のテキストや動画を何度も復習していました。




〇おすすめの参考書



[英語]


英語については、高2以降は塾なしなので参考書が多いです。また、ほとんどが関先生著の参考書です。


・英検準1級単語帳EX

高2秋〜直前期まで使ってました。早慶受験にも対応できます。この単語帳以外は高3以降、使いませんでした。10月頃にPINNACLEを一瞬使いましたが、慶法の世界史対策で用語集を詰めるのに手一杯でやめました。PINNACLEの例題にSFCの問題が多く掲載されていますが、SFCの語彙問題は、EXのPart1を完璧に覚えて、尚且つ前置詞のイメージ(後詳)が頭に入っていれば、8割は確実に取れます。実際私は、本番の語彙問題では35/40でした。また、3択の内で、全く知らない単語が1つあっても、単語の意味が明確に分からなくても、直前直後の論理関係や単語の意味をプラスマイナスに単純化して考えることが出来れば解けます。


・スタサプのテキスト

スタサプでは、文法編と英文解釈編を受講しました。文法はスタンダードレベルのみ、英文解釈はスタンダードレベルとトップレベルを受講し、それが終わり次第、ポラリスに取り組みました。

あまり時間がなかったため、文法はスタンダードのみでしたが、ポラリスの2,3を完璧にすれば他のレベルの講座を受講しなくても問題ないと思います。英文解釈は、スタンダードとトップのレベルの差が結構あると思うので、両方受講してからポラリスに取り組む方がいいと思います。英文解釈はとても大事です。慶文は特に。


・真・英文法大全

基本的にスタサプのテキストを英文法書として使っていましたが、苦手な範囲についてはこの本を読み込んでいました。特に、前置詞の章はためになりました。関先生は、前置詞を学習する際は核となるイメージを理解することが大事だと仰っています。本当にその通りで、前置詞のイメージがあると、熟語をやみくもに覚えることがなくなり、また、初めて見た熟語でも、意味を推測することができます。


・英文法ポラリス(2,3)

私は学校で配られた分厚い文法問題集(私の学校の場合はPOWERSTAGE)だと英文法を機械的に覚えて、理解出来ている気がしなかったため、解説が詳しく、また、問題が厳選されたポラリスを愛用していました。5周はしました。


・英文解釈ポラリス(1,2)

比較されることが多い、『英文熟考』は見開き1ページにつき1つの英文を解説するという形式になっていますが、ポラリスは見開き2ページも使う英文もあり、解説が詳しく、分かりやすいと思いました。音読を40回くらいしました。


・英語長文ハイパートレーニング(1,2,3)

関先生に出会う前から使っていたものです。シンプルな構成で取り組みやすかったです。日本語訳を見て、元の英文をスラスラと言えるようになるまで音読をしていました。


・The Rules 英語長文 4

読解上でのルール説明が役に立ちました。問題の解説ページだけでなく、文構造を説明しているページにもルールが書かれているので、音読しているときにも意識できてよかったです。本番では単語帳ではなく、ルールズを読んで、長文に慣れてから試験に臨みました。


・共テリーディング

第2回の河合模試でリーディングが6割だったことに危機感を感じ、YouTubeで検索して見つけたのがnazeyamaさんの動画でした。彼女のやり方を実践してみたら、1ヶ月後には9割は安定して取れるようになりました。私は本番では9割切ってしまいましたが、何よりご本人が満点なので、信頼できると思います。共テだけでなく、TEAPのリーディング対策にも、nazeyamaさんの方法が役立ちました。



[国語]


鶏鳴のテキスト、レジュメの復習しかしていないです。鶏鳴最高!



[世界史]


世界史はゆげ塾テキスト、用語集、資料集の3点セットがあればOKです。あとは過去問など志望校に特化した対策をすればいいと思います。


・ゆげ塾テキスト

このテキストをベースに世界史の勉強をしていました。説明、一問一答、過去問の全てが詰まっています。セクションごとに分かれていて、薄くて持ち運びしやすかったので、電車の中でよく見ていました。


・山川世界史用語集

慶法受験者は絶対に取り組むべきです。特に、黒字の用語やその説明文にある用語を重点的に覚えるといいと思います。(ただ、2025年度の問題に関してはそこまでしなくていいと思います。)英単語と同じで、何度も用語をチェックするべきです。見る時間より、回数が大切です。私は共テが終わってからはこればかり読んでました。


・ニューステージ世界史詳覽

年表や文化史をまとめてある表を特に読み込んでいました。

慶法ではゆげ塾で説明がなかったりするところも平気で出してくるので、そこに関しては資料集をぐっと見ることを何度かして、映像記憶をしていました。


・東大の世界史27カ年

通史全体の内容が8割くらい頭に入った後、慶法の論述対策のために使いました。そのため、大問1のみ解いていました。これと併せて、早稲法の論述も解いていました。慶法のサンプル問題では各国を比較していたため、東大の問題が参考になると思っていましたが、今年の問題は早稲法寄りだと感じました。

この本の解説を読むだけでも世界史の知識、思考が整理されるので、受験する大学学部に論述が課されていなくてもおすすめです。


ゆげ塾で投稿されていない年度の東大論述の解説動画を観ていました。赤本や青本の解答比較や、批判などもされていて、興味深かったです。新課程の用語集の解説動画もためになりました。また、直前期に毎朝、早慶の過去問を投稿してくださっていて、それをポチッと回答していました。




〇過去問


[英語]


ゆげ塾生の他に、以下の方のブログを参考にしていました。



秋頃から始めて、この頃は慶應の得点率が5〜6割ほどだったのですが、12月末頃、急に早く、正確に読めるようになり、7〜8割は安定してとれました。音読の成果がここで出てきたのかなと思っています。また、鶏鳴の読み方を英語に応用できたことも要因だと思います。


[世界史]


私の場合、早慶で世界史があったのが慶法と慶文しかなかったので、この2つを重点的に解いていました。

世界史は得意科目だと思っていたのですが、秋頃は慶法をいくら解いても4〜6割だったのでいつも吐血していました笑。この頃には共テ2,3ミス程度の力があったのですが、慶法だけはどれだけ解いてもダメでした。共テができても、慶法7割の壁は大きいと感じました。その後、共テが終わってからゆげ塾テキストと用語集を一気に詰め込んだことで、7割取れるようになりました。結果、本番では記号8割、論述7割ほどとれました。ですが、これは今年、易化したからであり、それに併せて私は英語で大失敗してしまったので、落ちました。

今年の問題では、めっっちゃ頑張った、頻度の低い用語集の暗記がほぼ役に立ちませんでした。もしこのレベル感の問題が今後続くなら、内容真偽と論述の対策に力を入れるべきだと思います。


[小論文]


鶏鳴の授業で扱った過去問以外は解いていないです。あとは、鶏鳴のレジュメの復習をしていました。




〇英検について


番外編です。長くて申し訳ないです。ここまで読んでくださりありがとうございます。私はとても英検に悩まされてきました…。なのでその分たくさん対策をしてきました。中2で準2級、中3で2級を取得しており、当時はトントン拍子で高1で準1級に受かると思っていましたが、それまでの道のりがとてもとても長かったです。結局、合格できたのは高3の6月でした。高2の2月、自己採点でリーディングとリスニングが75%ほどあって、勝ちを確信していたのですが、ライティングがボロボロで不合格でした。2週間くらい引きずって、多分人生で一番落ち込んでいました。


英検は早めに取得した方がいいです。秋以降になると過去問演習で手一杯になります。また、高2の冬くらいからだんだん周りが取り始めるので焦りなども出てくると思います。


英検は頑張りましたが、立教受験に関しては、TEAPのスコアの方が高かったため、受けた意味はあまりありませんでした。ですが、早めに取っておくことで安心材料になりました。



 〈対策について〉


・単語 14/18 

準1級単語帳EXの1080までを完璧にすれば7-8割は確実に取れるはずです。1000個なんて多すぎ!と思うかもですが、とにかく時間より見る回数を重視したらいけます。



・読解 10/13

基本はハイパートレーニングなどの長文参考書ができているといいです。あとは、空所の直前直後の因果関係を意識して解きました。



・リスニング  24/29

毎日、英語のYoutubeを聴いていました。ニュースなど堅いものを聴かなくても、自分が好きなのでいいと思います。私は、Vogue、Wiredを聴いていました。日本語字幕→英語字幕→字幕なしの流れで聞くことで字幕なしでも内容が理解できるようになり、会話表現も学ぶことができます。(慶法で役立ちました。)

また、リスニングは、選択肢を先に見るよりも、1度の音声に集中して、後で読めなくてもいいので、とりあえず聞き取れたものを全て速記していました。私はディクテーションすることで、内容が頭に入ってきやすかったです。選択肢を全て読もうとすると、読み切れなかった時に焦って聞き取りが疎かになることが多かったです。



・ライティング  23/32

得意ではなく、あまり言えることはありませんが…

意識したことは、以下の4つです。


・問題にちゃんと答えられているか


・構成

①自分の立場を書く(賛成or反対)

②理由その1

③理由その2

④結論

シンプルだけど、これが一番いいです。論理が一貫していないのが一番良くないです。


・文法  ポラリス3の4,5章が特にライティングで使える表現が多いと思います。あとは、凡ミス(可算、不可算名詞の違い、時制、省略形にしない(don't→do not)など)に気をつけていました。


・表現を重複させない

同じ単語を何度も使わず、なるべく違う表現にしていました。


また、要約問題はTEAPのTask Aが参考になりました。



・スピーキング 26/38

英検のスピーキングは得意じゃなかったです。1つのイラストや質問につき2〜3文は話すようにはしていました。S-CBTで受験していたのですが、もう一度聞くボタンは1度押すだけなら減点されないです。また、最初のウォーミングアップで無言になってしまっても、減点はないです。




このように、私はライティングが苦手だったので、リーディングとリスニングでなんとかスコアを稼いでいました。ライティングが苦手でも合格できます!




〇さいごに




私が、この参考書は〇月に取り組みました、とあまり書いてないのは、そこを参考にしてほしくないからです。(一応おすすめの参考書の並びは取り組んだ順になっています。)スタートが早いことに越したことはないです。

「3ヶ月でMARCH受かりました!」とか、「夏から始めて毎日14時間勉強して早慶受かりました!」などなど、このようなつぶやきがネット上では見受けられますが、地頭の良さとハングリー精神が高くないと無理だと思います。精神が壊れます。私にはどちらともないので地道に頑張りました。

実際、そのような謳い文句につられて「じゃあ自分もそれくらいで受かるだろうし、まだ勉強始めなくていいや」と受験を軽く見て、落ちた受験生は沢山いると思います。

そもそも短期間の勉強で成功した人達は最初から落ちた人のような甘い考えをしてなかっただろうし、相当意志が強いはずです。

受験生の時間は貴重です。自分に地頭の良さとハングリー精神があるか分からないのにも関わらず、ネットの意見を鵜呑みするのはアウトです。合格したいと思ったその瞬間に、すぐに勉強に取りかかるべきです。また、どんなに早く塾に入っても、やる気がなかったら意味ないです。逆に、やる気次第で結果は大きく変わります。


先の見えない戦いになると思いますが、自分を信じてコツコツ勉強するほかないです。ぜっったいに、それが受験本番での自信につながります。

本気で頑張っている人は、誰よりもかっこいいです。




そして、両親へ。

成績が良くない時でも、私のやり方を信じて、行きたいと言った塾に通わせてくれてありがとう。弟も、いつも応援してくれてありがとう。最高の応援団長でした。

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