東京大学入試問題解答・解説
<目次>
東京大学入試問題解答・解説
<目次>
合格体験記・授業テキスト・解答速報|世界史専門塾 ゆげ塾
明治大学世界史の特徴
☆早稲田を簡単にした問題。
明治大学はミニ早稲田である。
学部の編成も、政治経済学部があり、マルクス史観。
入試問題も同じく、右・左で解かせる問題が多い。
正誤問題が良質で、比較的優しいものが多く、
早稲田の準備段階としてよい。
☆山川用語集から出題
一部、山川用語集の語句を書き換えているだけの
やる気の無い問題が目立つ。
逆に言えば、山川用語集を読み込む事が大事。
早稲田や慶應経済の正誤を解いて辛ければ、
まずは明治で慣れるべきだ。
☆論述もある。
しかし、早慶とは違い、
論述が出来なくても合格する場合が多い。
但し、政経学部に関しては、合否の決め手となる。
政経学部や文学部では、
思考力を要求する国立や早慶の論述も出る場合もあるが、
基本的に語句説明である場合が多く、
やはり、山川用語集が大事になる。
☆連続受験の優位性なし
立教と正反対に、学部の独立性が強く、入試問題も各学部独自に作る。
過去問が有効である。つまり、連続受験の優位性はない。
商学部 (世界史)
明治商学部(世界史)
2020/2/16(日)
論述:
あり。
三十年戦争を三行で説明。
地図問題:
なし。
書き取り:
空欄補充や一問一答であり。
大問Ⅰ:
主に、清朝とオスマン
空欄補充と一問一答。
平易な書き取りのみ。
大問Ⅱ:
広範な範囲。近現代。
空欄補充の書き取りのみ。
いずれも平易。
大問Ⅲ:
選択問題。
正誤問題。
範囲は広範。
正誤問題は思考力を問う良問。
作問者に敬意を表したい。
大問Ⅳ:
「三十年戦争について、3行以内で説明しなさい。」
これだけ、良質な正誤問題を作れるのに、
非常に雑な問題である。
経緯を書くべきなのか?
意義を書くべきなのか?
もっと、条件の提示をお願いできればと思う。
法学部 (世界史)
明治法学部(世界史)
2023/2/14(火)
【講評】
明治法学部(世界史)
2023/2/14(火)
昨年なみ
問題不成立×1
二重正解×1
なぜ、視点が変われば、見解が変わるものを入試問題にするのか?
受験生は
明治の教授の個人的な感想を当てるために
3万5千円も払うのですか?
昨年まで、 明治大学全体の入試問題は 実に美しかった。
思考力を要求する力強い正誤問題・・・ 良問だらけでした。
けど、本当は・・ 業者に発注していたのですね。
それで、今年は自力で作られたのですね。
いいことです。 確かに、 入試問題は、大学が作るべきです。
しかし、出来たのは入試問題ではなく 個人的な感想を書いた日記です。
明治大学は 教授の個人的な日記の内容を当てなくてはいけない大学なのですか?
今すぐリバティタワーを売却して 受験生に3万5千円を返して上げて下さい。
当塾は、もう、 明治大学の解答速報を行いません。
ほとほと、愛想が尽きました。
さらば、明治。
明治法学部(世界史)
2020/2/14(金)
正誤は良問が多い
解説が伴えば、大きな力が着く。
論述:
ないよ。
地図問題:
ないよ。
書き取り:
あるよ。
漢字の練習をしておこうね。
正誤問題:
山川世界史用語集から、
文章を抜いてきている。
大問Ⅰ
開発独裁の話。
輸入代替など、理論的な出題もあり。
書き取りは「緑の革命」以外、基本。
大問Ⅱ
中央アジア。
簡単な穴埋めと一問一答。
大問Ⅲ
絶対王政期の文化人を
語群選択
正誤・並べ替え問題で長文が長く、
思考力を要求する良問。
大問Ⅳ
現代史の語群選択穴埋め
そこそこ簡単
正誤問題・選択問題
良問多い。
特に委任統治の問題は素晴らしい。
文学部 (世界史)
政経学部 傾向と対策
(世界史)
明治で一番難しい学部である。
その象徴として、240字の大型論述がある。
明治政経は、論述が出来ないと合格できない。
それも、明治国際日本学部のように、簡単な語句説明ではなく、条件が設定されていて、早稲田法や慶應経済などに似ている。
正誤問題も多く、かつ正文を選べのため、誤文処理が要求され時間がかかる。
論述も大きいため、時間切れに注意使用。
具体的には、まず、全体の分量、大問数を確認する。
次に、一番最初に論述を見て、頭の中に、反芻させながら、他の問題を解こう。
明治政経学部(世界史)
2021/2/11(木)
【演習】明治 政経 2021 世界史~解説《解答速報》//明治政経の世史
100点満点 大問4
各大問 25点と推測
解けない難問はないと思う。
論述:
240文字
19世紀の英国
書き取り:
平易なもののみ。
大問Ⅰ:
10問
但し、穴埋めと正誤が融合している。
オリエント・ギリシア・ローマ
満点可能。
大問Ⅱ:
10問
中国革命史。
早稲田・明治が好きなテーマ。
2問の書き取りは容易。
正誤は時間がかかるが、満点いけるかも。
大問Ⅲ
10問
去年と同じく大問3は戦後史。
去年と同じく、多分、ここで点差が開いた。
こういう長い穴埋めありのリード文は、最後の穴が簡単なので、後ろから読んだ方がよい。
明治政経は論述が大きいので、時間がないので、楽しむ為に読むのではなく、短い時間で点数が取れる取り方で読もう。
大問Ⅳ
論述。
去年はアメリカ独立で、今年は19世紀英国史。
今回は特に考えさせる問題。早稲田法ぽい。
出題者は単なる語句説明を求めているのではない。
しかしながら、語句説明で点数が半分以上取れれば、
明治なので、通る。
恐らく、配点は25点。でかい。
明治政経学部(世界史)
2020/2/11(火)
100点満点 大問4
各大問 25点と推測
解けない難問はないと思う。
論述:
240文字
詳細な条件設定
一瞬地図問題に見える
地図問題:
論述に一応絡めている
書き取り:
平易なもののみ。
大問Ⅰ:
10問
古代中国
アイウエオが穴埋め、書き取り。
正誤4問・選択1問
算賦は難しいが、満点可能。
古代中国
大問Ⅱ:
10問
グローバリゼーションに関する文章。
文章が上手だ。
主に絶対王政期から出題
アイウエが穴埋め、書き取り。容易。
正誤・書き取りも容易。
大問Ⅲ
10問
戦後経済史。
多分、ここで点差が開いた。
アイウエが穴埋め、書き取り。
大問Ⅳ
論述。
アメリカ独立に関して。
採点ポイントは5ヶ所。
恐らく、大問Ⅲと大問Ⅳで合否が決まった。
明治政経受験者ならば、半分は書けて欲しい。
経営学部 傾向と対策
(世界史)
オールマーク。
論述はない。
問題数は40問。
大問Ⅰ10
大問Ⅱ10
大問Ⅲ10
大問Ⅳ10
全学部や情報コミュニケーションの50問に比べれば少ないし、
正誤問題の数も比較すると少ない。
平易な問題とやや難しい問題が混じっている。
時間は足りる。
但し、2023は激ムズだった。
明治経営学部(世界史)
2023/2/10(金)
激しく難化。
問題不成立あり。
受験世界史関連の書籍はおろか
ネットを使っても確認できないものもあり。
入試問題という認識はあるのか?
問題全体の質も極端に悪い
ただ用語を差し替えて誤文にしているだけ
思考力を要求する問題は皆無であった。
20年間、この仕事をしているが、
最悪の入試問題であった。
こんなひどい問題、よく作ったな・・・
こんな作問をする教授からは、指導を受けるべきではない。
こんな作問をする明治経営には、いくべきではない。
滅びよ明治経営。
大問Ⅰ10
大問Ⅱ10
大問Ⅲ10
大問Ⅳ10
計40問 オールマーク
《正解》
01D
02D
03C
04A
05B
06C
07D
08D
09B
10A
11C
12A
13B
14A
15D
16B
17正解なし
18B
19C
20C
21C
22D
23C
24C
25A
26B
27B
28A
29D
30C
31D
32B
33D但しC確認できず
34C
35A
36C
37B
38A
39D
40C
明治経営学部(世界史)
2021/2/10(水)
2020より、難化と思う。
論述:
なし
地図問題:
なし
書き取り:
そこそこあり
- - - - - - - - - - - -
大問1
古代ローマ 10問
問1選択肢Cは、後に、コンスル1名は平民から選ばれるので、綺麗な問題ではない。
大問2
東南アジア史 10問
正誤が少し難解
大問3
中東近現代史 10問
難解な正誤あり。
設問8は、問題不成立と思われる。
大問4
現代史。10問
比較的容易。
設問9の単一欧州議定書は1985で正文。
1986は各国の批准。
条約・法律関係は、制定・施行のラグは無視でOK.
国際日本学部 傾向と対策
(世界史)
必ず過去問を解こう。
英語の問題だとしても、慣れれば大丈夫だ。
最後に論述がある。
三行で用語を説明せよ・・というもので単純。
国際日本学部は確実に山川用語集から、文言を抜いている。
地図が直接、出ないにしても、地図問題が多い。
書き取りも多い。
明治国際日本学部(世界史)
2021/2/9(火)
2019と形式変わらず
論述:あり
「公民権運動」について3行で説明せよ
地図問題:あり
緯度順、経度順。
写真の人物の国。
書き取り:
平易な問題
その他:
世界史だが、英語の長文あり
少し英語力が必要
解答を英単語で求める問題あり
大問Ⅰ
簡単な正誤問題が4問
簡単な書き取りが5問
大問Ⅱ
全部で10問
問1
アステカ人の自称メシーカは難だが、消去法で。
この出題・文章は、山川用語集をそのまま抜いている。
問2
インカ帝国の成立は山川用語集だと15世紀で正文。
浜島書店ニューステージ世界史詳覧だと「インカ文明」は1201~
あまり、綺麗な問題ではない。
大問Ⅲ
20問もあるが、平易。
問4 明治らしく「左翼」という言葉自体を聞いている。
大問Ⅳ
15問ある。
英語の長文がリード文。
全て読む必要は無い。
過去問を解けば、用語集を引く際に、スペルまで気にするようになるのだが・・・
都市の緯度順、経度順を聞く問題。
これは昨年も出題。
明治慣れてパニックの生徒もいたろう。
問1
誰がために鐘は鳴るを英語で選ばせている
問2・3・4・5
横文字で地名・人物名を選ぶ
問9
太平洋戦争の激戦地の場所を聞く
問11
コロナの発生源で武漢だし、
世界史の知識で、1938陥落武漢でも解ける。
問14
プランテーションをPlantationで答えさせる。
大問Ⅴ
「公民権運動」について3行で説明せよ
答案 ゆげ塾ゆげひろのぶ 2/9(火)17時段階
米国南部等の州法で有色人種を差別しているのは、憲法違反として、それを是正する連邦法制定や、その他の差別撤廃を求める非暴力不服従運動。ワシントン大行進などでキング牧師が活躍した。連邦法である公民権法が制定され、不十分ではあるが、一定の目的は達した。
本格的な採点要領を作るのは時間が掛かるので、
そこは了解してください。以下ポイント。
◎ 有色人種差別撤廃を目指す(黒人でも一応点数得られると思う)
◎ 公民権法制定を目指す(選挙・公共施設利用・公教育等での差別を是正する)
◎ 南部の州法を是正する
◎ キング牧師が中心
◎ 一定の成果を得たが、まだ不十分(作問者の考えに沿った方がよい)
〇 憲法違反の状態であった
〇 非暴力不服従運動
〇 ベトナム戦争における黒人の死傷率の高さも背景
明治国際日本学部(世界史)
2020/2/9(日)
論述:あり
シーア派を説明せよ
地図問題:あり
緯度順、経度順。
写真の人物の国。
書き取り:
平易な問題
その他:
世界史だが、英語の長文あり
解答を英単語で求める問題あり
大問Ⅰ
産業革命が主題。
工場制手工業と囲い込みを英語で書かせた。
大問Ⅱ
左派的な明治らしく、
社会主義的なタームを書き取りさせている。
大問Ⅲ
都市の緯度順、経度順を聞く問題。
都市が特定出来なくても、
「福建省」などで、解ける。
こういう複雑な出題になれてなく、
当日混乱した生徒もいたことでしょう。
大問Ⅳ
いきなり英語の長文が出て、
面食らった生徒も多いと思う。
問題自体は平易。
長文も全て読む必要は無い。
大問Ⅴ
人物写真。
いきなり、写真の人物から地図問題を解くのではなく、
問題を先に進めてから、解くべき。
学業だけではなく、仕事でもそうだが、
とりあえず、前に進むことで、安易に解決することは多い。
情コミ学部 傾向と対策
(世界史)
50問もある。
しかも、長い長い正誤問題多数。
論述無し
よく練られた良問が散見されるが、
僅かだが、悪問もある。
明治の中では、難しい。
論述がないのに、時間切れになる可能性があるくらい分量が多い。
正誤は集中力を要求するが、その正誤も長く多い。
必ず時間を計って、慣れて欲しい。
また、早稲田正誤の準備運動にもなるので、他教科はわからんが、
その観点からの受験もいいかも。
明治情コミ学部(世界史)
2023/2/8(月)
50問。昨年と同じ問題数。大問数。
難化。
以下は少し難しいかな。
カフラー、インド省、デリー遷都、タタ財閥、モーセとペリシテ人のタイミング。
山川『世界史用語集』以外にも、実教出版『必携世界史用語集』も使用している。
相変わらず正誤問題が馬鹿に長い。
しかしながら、昨年のような雑さはない。
残念なのは、
カール=マルテルが教会領を没収したことを正文扱いで出題したこと。
どの教科書にも載ってないし、受験レベルでは、カロリング家は教会との関係を強化でいいと思うのだが・・・
昨年も中世から、教科書不掲載の難問を出している。
それ以外の正誤は、よく考えられた正誤だと思う。
明治情コミ学部(世界史)
2021/2/8(月)
論述なし
地図問題
書き取りがそこそこある。
大問Ⅰ
古代ローマ
5問の穴埋めは平易。残り5問は正誤。
(あ)正誤問題ではあるが、ポエニ戦争の進撃ルート、事実上の地図問題。
(う)は、難問と思いきや、コンスタンティヌス帝の遷都を考えれば、二択に絞れる。
さらに、ウィーンはドナウ川沿いで、ドナウ川はゲルマンとの境界なので、都には適さない。
この問題は、極めて良問。
大問Ⅱ
雑問10問。
平易な書き取り。
合格には満点必要。
大問Ⅲ
長い長い、正誤問題。
しかし、平易。
大問Ⅳ
標準的な正誤問題。
但し、中世東欧からの出題で、苦戦した学生もいただろう。
大問Ⅴ
再び、長い正誤問題。
しかしながら、語句の入替が多く、平易な問題が多い。
明治情コミ学部(世界史)
2020/2/8(土)
論述なし
地図問題 二次大戦欧州戦線
書き取りがそこそこある。
大問Ⅰ
東南アジア史
大問Ⅱ
アメリカ史。主に19世紀米国史。
大問Ⅲ
中国史。
正誤問題。
難度はそこそこ。
大問Ⅳ
イスラム史。
良問が比較的多い中、
カーディスィーヤの戦いという、
用語集に載っていないものを出したことは残念。
大問Ⅴ
ファシズムと二次大戦。
正誤問題の長さ、分量、マイナーなタームに怯むが、
丁寧に読めば、文章自体の難度は、そこまで高くない。
しかし、地図も絡むため、作業が複雑になり
本大問が合否の分かれ目になった思われる。
明治のページですが、早稲田受験生にアドバイス。
早稲田の正誤問題は、基本、明治の正誤問題に似ている。
簡単に言えば、早稲田の正誤を少し、簡単にした感じだ。
そして、明治の正誤は、練習問題に近く、学力が向上する。
明治の受験者は、故に過去問を何年分も、丁寧に解くべき。
丁寧というのは、赤本などを使う事。
いちいち、用語集で調べていては、効率が悪いので。
全学部 傾向と対策
(世界史)
オールマーク。
論述なし。
2023年は全40問。
それ以前は、50問。
分量が多い。
正誤問題が多い。
明治全学部(世界史)
2023/2/5(日)
問題数は40問。
2022年までは50問。
- - -
山川用語集だけを使って作問。
山川の用語集を読み込んでいる者が、極端に有利だった。
- - -
山川用語集だけで作問していることから、作問ミスが目立つ。
確かに、山川の教科書・用語集は、解釈が分かれる事に関しては、具体的な説明を避ける傾向が強い。
しかしながら、
それも限界があり、教科書等で解釈が分かれるフランス資本のロシアへの投下に関して作問ミスをしてしまった。
山川商法や、それに乗っかる明治などが、嫌いなゆげとしては、
痛快な作問ミスであった。
- - -
明治は、立教全学部と違って、
考えさせる良質な正誤を作れる能力があるのだから
是非、複数の教科書を使って欲しいです。
- - -
山川商法⑦
山川は具体的な説明を避ける→間違いが少ない→入試問題に使われる→山川が売れる。
山川は面白くもなく、分かりづらい教科書・用語集なのに・・・
解答
01B
02C
03A
04D
05C
06B
07A
08D
09A
10C
11C
12A
13D
14B
15C
16C
17D
18B
19B
20D
21C
22A
23C
24B
25B
26C
27C
28D
29A
30B
31D
32A・C(二重正解の可能性あり)
33A
34D
35C
36C
37D
38A
39B
40C
明治全学部(世界史)
2024/2/5(月)
明治全学部 2024年度 正解
01_A
02_C
03_B
04_B
05_C
06_D
07_B
08_C
09_D
10_A
11_B
12_A
13_C
14_B
15_D
16_D
17_D
18_A
19_C
20_D
21_C
22_D
23_D
24_B
25_B
26_A
27_B
28_B
29_C
30_A
31_C
32_A
33_B
34_D
35_B
36_D
37_D
38_B
39_D
40_B